2024年08月18日

ドライアイス削減に段ボール保冷ボックス

 

 

需要と供給の変化 日本国内では、年間約35万トンのドライアイスが消費されています。これは、飲料や溶接などに用いられているCO2の年間消費量の約32%に相当します。近年、宅配の増加に伴いドライアイスの需要も増加しています。一方で、製油所やプラントの閉鎖により、ドライアイスの原料となる高濃度の炭酸ガス源が減少しており、国内調達が難しくなっています。

 

医薬品・冷凍食品・アイスクリーム・チョコレートなどの温度管理に使うドライアイスは、固体状態の二酸化炭素(CO2)を指します。通常の大気圧下では、−78.5℃で気体から直接固体になり、逆に−78.5℃以上で固体から気体に戻ります。この変化に伴う吸熱量は、液体窒素が気体になる際の約2.9倍、氷が水になる際の約1.7倍です。ドライアイスは無害で不活性なCO2であり、冷却効果が高く、保冷剤として利用されています。

 

段ボール内部に、冷蔵庫に使われる高断熱ウレタンを採用。一般的な発泡スチロール製の保冷ボックスに比べ、約5倍以上の保冷時間を保つことができます。(発泡スチロール品の5倍以上の保冷時間 当社調べ)。保冷剤500g を2個入れた保冷性能試験では(外気温40℃の場合)、10℃以下を18時間以上維持。保冷剤と組み合わせることで、クール便を使わない輸送が可能となり、ドライアイス代替によるCO2削減にも貢献します。

 

 

■ 従来の当社商品に比較して、低コスト化を実現
■ サイズも自由に開発可能
■ 10秒で組み立て可能

 

特徴
■ 表面材質:
 軽くて丈夫な段ボールです。

■ 使用用途:
断熱材に高断熱ウレタンを使用しており、食品配送・医薬品配送・アウトドア・防災に使用できる高い断熱性能を持ちます。

■ その他:
 ロゴ印刷可能。
 サイズ変更可能
 (10L~200Lでも対応可能です。ご相談下さい。)

 

代表サイズスペック
15Lタイプ
 内寸:縦250×横250×高さ250mm
 外寸:縦300×横300×高さ300mm

36Lタイプ
 内寸:縦330×横330×高さ330mm
 外寸:縦380×横380×高さ380mm

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